デラシネの少年/BUCK-TICK Fan siTe

こういうのがあるからフェスは良いんですよね。

いや、ポリシックス。すっかりファンになっちゃいました。
既にＣＤ２枚も買っちゃったｗ

（ちなみに俺の好きなハルカリのアルバム「サイボーグ俺達」にはハヤシ君の曲が入ってる）

フェスでも楽しみにしてたんですけど、
それは「今井さんが好きそうなバンドだなあ～」
という、あくまでＢＴ繋がり視点。

曲も、打ち込みメインで、何となくピコピコしたヤツ、
もしくはクラブで踊るようなヤツを予想してたんですが・・・

全然違った！
いや、ピコピコしてるんだけど、打ち込みだけでなく、
メンバーの生演奏部分がアツかった。

「こんにちは、ポリシックス、でぇーーーす！　トーイス！」

な、なんだこのハイテンション・・・
登場していきなりフルスロットルのギターボーカル、ハヤシ君。

テクノ系のバンドはさあ、結構無表情・直立不動でやるのがクール、
そして定番、みたいな感じがあって、ポリもそういうのだろうと予想してたんだけど・・・

全然違った！良い意味で裏ギラれた！

特にベースのフミさんが可愛い＆格好いい！
以前にも書きましたが、俺は女性ギタリスト＆ベーシストが好きなのだ！

ＯＰ　Ｈｅａｖｙ　Ｐｏｌｙｓｉｃｋｓ（初心者なのでタイトルなんか違ってたらごめん）

「こんにちはーっポリシックス、でぇーす！
バクチクフェス２０１２　オンパレード　オア　ダーイ！」
(うろ覚え）

１曲目　Ｈｏｗ　ａｒｅ　ｙｏｕ？

ハワユッ！ハワユッ！と聞き取りやすいサビで、
最初からイイ感じに参加できました。
しかし、本当に凄かったのは次の曲・・・・

２曲目　ＹＯＵＮＧ　ＯＨ！　ＯＨ！

ウッハ！ウッウッウハッ！
ウッハ！ウッウッウハッ！

(これだけいつもと衣装が違って可愛い）

ウッハ！ウッウッウハッ！
ウッハ！ウッウッウハッ！

これはヤバい、ヤバすぎるよ！
ポップでハードで覚えやすくてちょっと変！
ある意味今井さんの作る曲にも通じる、ひねくれポップ！

当日はよくわからなかったけど、家に帰ってから歌詞を調べたら・・・

意味があるような無いような！
でもいつの間にか口ずさんでるハイソーラー！
癖になっちゃうよエコエコ！

フェス当日は、例のフリをハヤシ君がわかりやすくやってくれたので、
もう肩が抜けるくらい拳突き上げましたよ。
ウッハ！ウッウッウハッ！

もうこの次点で俺のテンションはＭＡＸ。
まだデランジェなんかも残ってますが、申し訳ございません、
本日のベストパフォーマンスはポリシックスに決定です。

３曲目　すいません、タイトルわかりませんでした・・・

そして４曲目

「今日はフェス・・・お祭り難でスペシャルなことをやらせて貰います。
今井さん、ユータさん！」

おおおお！

いや、正直、今井さんは絶対出てくると思ってたんですよ。
好きだしねピコピコｗ

でもまさかユータまで来るとは・・・

しかし、登場した二人を見て・・・な、なんだってー！

完全装備ポリシックスバージョン今井寿降臨！！！！！！！

あとユータ

つなぎに、あのスカウターみたいなヤツまで！(ポリバイザーって言うらしい、さっき知りましたｗ）

今井さん、絶対ニヤニヤしてに違いない。
いや、ポリバイザーつけてたから目は見えなかったけど、口元と、何より
全身からウハウハオーラが出まくってた。

そしてスペサルバージョンシド！

いやもう絶対今井さん自ら前ノメリな感じでやってたに違いない。

俺は、今井さんの本質は『やりたがり』にある思っている。

それはこのパフォーマンスのことだけじゃない。
彼の創作に対する姿勢全般のことだ。

新しい音楽、スタイル、ジャンル、楽器、音色・・・

今井さんを刺激するモノに出会った時、彼はそれにたいし、
積極的にアプローチし、トライし、貪欲に吸収し、
そしてそれをバクチクにフィードバックする。

進化し続けるバンド、バクチクのダイナモ、今井寿の強みはまさにそこにあると思ってる。

簡単そうに聞こえるかもしれないけど、これはとてもエネルギーのいることだと思います。

人間は歳を取るにつれ、新しいことを始めたり、自己の周りの環境を
変化させることを嫌うようになります。

音楽に限ったことじゃないです。

学校・会社なんかにもいないッスか？

ここをこうすれば明らかに良くなるのに、それを使用としない教師。
悪しき因習を変化させようとする若者を否定する老人達。

BUCK-TICKも、デビュー当時は色々と叩かれたそうです。
古いモノにしがみつくモノ達から。
今井さんは、そういったモノ・ヒトと、戦い続けてきたのだと思う。

今井さん、そしてBUCK-TICKは、変に自分たちのスタイルに固執したり、
「これは自分たちのイメージにあわないから・・・」
と食わず嫌いをして、可能性を狭めたりすることをしない。

これを「自分のスタイルがない」「雑食、何でもありかよ」
「流行物好き」なんてネガティヴにとらえる人もいます。

でも、考えてみて下さい。自分たちに取り入れる為には、
そのものの本質をとらえ、理解し、咀嚼した上で、
さらに周りにも理解させなければならない。
これは並みの人間に出来ることじゃないですよ。

俺はこの今井さんの『やりたがラー』な部分が無くならない限り、
バクチクは大丈夫だと思ってる。

なんて、俺の与太話は置いといて。

ちっちゃく「トイス」やりつつ、惜しまれつつ退場する今井さん＆ユータ。
あー、もうやってる方も見てる方もニヤニヤしっぱなしの１曲でした。

５曲目　ピーチパイ・オン・ザ・ビーチ

タイトル繋がりを狙ったのか？ｗ
この曲も初めて聴きましたが、サビの強烈なフレーズに、
思わず昔から知ってたかのようにシャウトしまくりましたよ、

「ピッピキピッピッピー！」はい「ピッピキピッピッピー！」

６曲目　シーラカンスイズアンドロイド

デーデーデーデレ　デレレレレ－！のフレーズが印象的な激しい曲。
今井さんが好きそうな、そして俺が当初想像してたポリシックスのイメージに
一番近い曲だったなあ。

７曲目　Let's ダバダバ

一度聞いたら忘れられない「ダーダーダーダバダバダバー！」
もうこの曲のころには会場は完全に１つになり、大合唱。
あいにくの天気を吹き飛ばす超盛り上がりでしたよ。

雨なんか関係なーい！
でもちょっとは仕方がなーい！

・・・

あー、もうほんとにあっという間だったなあ。
もっと予習しておけば良かった。
今になって、今井さんとハヤシ君の競演は、実はものすごく
貴重な一瞬だったんじゃないかって。もっとみたかったぜー！

ほんと、前回のフェスでもＡＴＴＡＣＫ　ＨＡＵＳに出会えたりしましたが、
今回もポリシックスという大収穫を得ました。
これからライブとか行っちゃうかも。

おまけ　１

丁度ブログでリハの写真が・・・
もうこの立ち姿だけでｗｗ

おまけ　２

酔っぱらい客を宥める居酒屋のバイトリーダー（大学生）・・・
って、え゛え゛！これがハヤシ君なのかい？（マスオさんの声で）

さて、その頃会場は、雨が一段と激しくなっていました・・・

続く。

BUCK-TICKの素晴らしさを知ってもらう為ランキングに参加しております。面白かった！！と思った日はクリックして頂けると、明日からも頑張れます）