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SIX/NINE解説6 楽園

前回より続いています。長いね。

曲調としてはHYPER LOVEや幻の都など
アラビックなテイストのある、ある意味
BUCK-TICKらしいものですが、
歌詞の内容がかなり異色です。


櫻井敦司の詩は、どちらかというと人間の内面の
ドロドロした部分や、自らの苦悩、生と死を
書くことが多く、所謂社会派のメッセージ色が
強い物というのはほとんど無かったのですが、
この曲は、始めてそういった事に触れています。


発表された当時の湾岸戦争やオウム騒動などの
テレビ報道に対する櫻井ならではの思いと
この国・この世界に対する憂い。哀しみ。


いかにも哀しそうに報道しているが、
その実は、視聴率の為に大仰に演出し、
コメンテーターやリポーターは
無神経に被害者にコメントを求める。


そういった物にやりきれなさを感じつつ、
しかし何も出来ない自分の無力さを書いています。


いいですね。他のアーティストなら
「俺が何とかする」「さあみんな立ち上がれ」
なんて出来もしないくせに
無様なことを唄うところですが。


この作品は後に発表されることになる
極東I LOVE YOU
繋がっていったのだろうと推測できます。
(極東はイラク問題に対するメッセージ性が強いです)


近年のライブでは、割と聴く機会が多かったですね。
櫻井自身も気に入っているようです。


最近ファンになった方は、ライブで聞いたこの曲が実は
10数年前に発表された物だとは、
知らない人も多いんだろうなあ。


ここ数日のバージニアや長崎での事件報道を見ていて、
その10数年前となにも変わっていない事に
憤りを感じつつ、この曲紹介を書いていました。


「テレビは悲痛な声でまくし立てる メロドラマ
この僕は軽く涙流すふりで 目を伏せた」
                        櫻井敦司

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コメント

このPVは、平和ボケしちゃった無邪気さ
みたいなのを表現してるのかな?
何にせよ、どんなに仲の良いバンドでも、コレは・・・なかなか出来ないよね。

私は、14年前の時点では、変な聞きづらいアルバム、くらいにしか思っていなかったくせに、今の今になってS/Nにはまってしまったオバちゃんです。私のような者にはこのシリーズは大変助かります。ありがとう。

投稿: まーにゃ | 2009/06/26 22:41

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