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SIX/NINE解説4 鼓動

前回からの続きです。


この曲はアルバム前半のクライマックスです。


シングルにもなっています。


ヘビィな曲が多いこのアルバムの中では、


比較的今までのBUCK-TICKに近い、


メロディアスなナンバーですね。


シングルとアルバムでは、アルバムの方がボーカルが


全面に出たミックスになっている気がします。


歌詞は、2つの意味に取れます。


一つは、生命がこの世に生まれ出た瞬間、


「苦しみのこの世界」に生まれた瞬間から、


独りで生きていかなければならない、


という誕生・そして生きる苦しみの意味と、


もう一つは、名曲JUPITERから続く、


亡くなった母親への詩。


「完璧な幸せ いつも包まれていた」


これは子宮であり、母親の優しさのこと。


「苦しみのこの世界」は、


文字通りこの世界という意味と、突如訪れた母親の死、


という意味にも取れます。


JUPITERで悲しみ、前作DTDの「die」で


死を考えた櫻井は、しかし、この「鼓動」で


少しだけですが、前進します。


「抱かれていた母星にさよならを告げよう」


「生きていたいと思う 愛されているなら」


バンドブームにおけるストレスやファンとのすれ違い、


そして肉親を失った事による苦しみ。


しかし、それを乗り越えて、自分は、生きていきたい。


こんな自分でも支持してくれるファンがいる、


=「愛されている」なら、例え傷付き汚れても、


苦しくとも前に進みたい。


そんな決意が少しだけですが、この作品からは感じ取られて、


安心すると共に、櫻井のボーカルとして、そして人間としての


更なる成長を感じるのです。


「なぜ生まれた 判らない それでも 激しく

生きていたと思う 愛されているなら

ごめんなさい ありがとう」 
                                            櫻井敦司


(BUCK-TICKの良さを少しでも多くの方に知ってもらう為、
ランキングに参加しています。ご協力御願い致します)

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