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バンドブームとBUCK-TICK3

前回の続き。


狂った太陽によって、メディアからの評価は変わった。


今井の事件や母親の死など、様々な試練が、


バンド自体も変え、成長させた。


しかし、変わっていない物があったのです。


それがファンでした。


初期からのファンは、BUCK-TICKにBOOWY的な、


タテノリのポップなラブソングを求めていました。


また、悪の華辺りから付いたファンは、


今で言うビジュアル系的な物、ゴシック・デカダン、


それに黒づくめのファッションと退廃的・耽美的な詩・・・


そういった物を期待します。


しかし、バンドの目は既に次のステージに向かっていたのです。


狂った太陽の跡に殺しの調べというリメイクアルバムを


制作しましたが、これはある意味、


過去との決別だったとも言えます。


それでもまだこの時期は、初期の曲を織り交ぜてライブしたり、


ある程度ファンのニーズに応えていたとも言えます。


狂った太陽自体も、ヘビーではありますが、


スピードやMAD等ノリの良い曲はありましたし。


しかし、ライブ会場では、メンバーと客との、


微妙なすれ違いが生まれ始めていました。


たとえば、明らかにタテノリではない曲でやたらはね回ったり、


バンドとしてはじっくり聞いて欲しいジュピターで、


手拍子したり、メンバーの名前を叫んだりする・・・、


不機嫌そうな櫻井をライブで見ることが、


何度かありました。


そんな流れの中、実に2年以上ぶりに、新作が発表されます。


櫻井・今井が更に自らの表現したいことを


突き詰め、作り込んだアルバム。問題作、


「Darker than Darkness」です。


続きます。

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